2年生が主体となって避難訓練を行いました!
1月20日(月)に実施した避難訓練では、2年の生徒自身が主体となって「災害時のリアルを想定して取り組もう」という意図で2段階の訓練内容を企画しました。
第1段、訓練開始時刻を予定より早めて、生徒が様々な場所で休憩している昼休み中に、訓練をスタートさせました。地震発生により津波警報が発令された想定で、生徒と公民館活動に参加されていた地域の方々の全員で校舎3階に避難しました。次に、全員の避難を確認した後、足を骨折した要救護者の生徒を各クラスに1人設定し、第2段の避難に備えてどのように力を合わせて避難するか相談する時間を持ちました。
第2段、地震被害により1階の理科室で火災が発生した想定で、体育館への避難通告を行いました。避難の際には、ガラス等の飛散により通行不可能な場所を2か所設定して避難経路を制限しました。
いつも通れるところが通れなかったり人が密集したりする状況に、少し慌てる様子が伺えながらも、要救助者の生徒の体を複数の生徒で支えながら、全員が無事に体育館への避難を完了することができました。
体育館では、2年生級長会から「災害時のリアルを想定して取り組もう」という意図で、2段階の避難や予告なく避難経路を制限したこと、避難の様子を見た感想等について話がありました。
校長先生からは、「いつやってくるか予測できない災害に備え、自分たちが今できることを考え準備しておくことが大切になる。自分の命を守るために周りの命を守るために、より一層緊張感を持って訓練すること。」等の講評をいただきました。
今回の避難訓練には、公民館活動に参加されていた地域の方々等にも、参加のご協力をいただきました。ありがとうございました。
本校では今後も防災教育を推進し、生徒に「災害時に地域防災リーダーとして自他の命を守り行動できる力」を育んでいきます。ご家庭でも、お子様に今回の避難訓練の感想等を聞いていただき、非常時の対応について話し合う機会を設けていただければと思います。