かまなびスペシャル(2年生)
2年生ではかまなび(総合的な学習の時間)のテーマを「地域のみんなに役立つ防災マップをつくろう」として探究学習を進めています。
6月13日(木)に実施した「かまなびスペシャル」では、まず1限目に、3年生と合同で松阪市防災対策課の若林さんに「能登の地震から学ぶ」と題して能登半島地震で任務についた被災地支援のお話をしていただき、防災学習に取り組む意義を確認する機会となりました。
2,3限目には、校外に出て事前に防災マップ等で調べた地震や津波発生時の危険個所や避難場所を見て回り、災害発生時の避難方法や対策を考えました。
4限目には、災害時にライフラインが制限される状況を想定して、かまどとして使用できる「かまどベンチ」の組立、ビニール袋に入れてつくるご飯の炊き方、紙皿づくりを体験し、「防災非常食づくり」の基本スキルを身につけました。
そして、第四地区住民協議会の方々に調理していただいたカレーを、炊きあがったご飯にかけていただきました。カレーの食材は、本校区の地域の方々や市内事業所からご提供いただきました。どの生徒も、とても美味しそうに食べていました。ご協力・ご支援どうもありがとうございました。
5限目には、体育館横に設置されている防災倉庫を開けて、災害時を想定して様々な備蓄品が用意されていることを確認しました。
「かまなびスペシャル」を通して2年生の生徒たちは、本校区の防災の課題に気づいたり、新たに疑問を抱いたりする場面がありました。このように高まった課題意識を以降の探究学習につなぎ、設定したテーマを達成していくことを目指していきます。