教科担任制（きょうかたんにんせい）の授業（じゅぎょう）　６年生（ねんせい）

第四小学校（だいよんしょうがっこう）では、高学年（こうがくねん）で『教科担任制（きょうかたんにんせい）』を行（おこな）っています。

これは、文部科学省（もんぶかがくしょう）において、中央教育審議会（ちゅうおうきょういくしんぎかい）の答申（とうしん）（「令和（れいわ）の日本型学校教育（にほんがたがっこうきょういく）」の構築（こうちく）を目指（めざ）して～全（すべ）ての子（こ）どもたちの可能性（かのうせい）を引（ひ）き出（だ）す、個別最適（こべつさいてき）な学（まな）びと、協働的（きょうどうてき）な学（まな）びの実現（じつげん）～）において、令和（れいわ）４年度（ねんど）から教科担任制（きょうかたんにんせい）を本格的導入（ほんかくてきどうにゅう）をする必要（ひつよう）があるとされたことを受（う）けた形（かたち）です。

【教科担任制導入（きょうかたんにんせい）の趣旨（しゅし）・目的（もくてき）】は、

１つ目（め）に、先生（せんせい）たちは、次（つぎ）に行（おこな）う教科（きょうか）の授業案（じゅぎょうあん）を毎日考（まいにちかんが）えています。これを教材研究（きょうざいけんきゅう）といいます。この教材研究（きょうざいけんきゅう）の深化等（しんかとう）により、高度（こうど）な学習（がくしゅう）を含（ふく）め、教科指導（きょうかしどう）の専門性（せんもんせい）を持（も）った教師（きょうし）が多様（たよう）な教材（きょうざい）を活用（かつよう）してより熟練（じゅくれん）した指導（しどう）を行（おこな）うことが可能（かのう）となり、授業（じゅぎょう）の質（しつ）が向上（こうじょう）し、子（こ）どもたちの学習内容（がくしゅうないよう）の理解度（りかいど）・定着度（ていちゃくど）の向上（こうじょう）と学（まな）びの高度化（こうどか）を図（はか）ること。

２つ目（め）に、中学校（ちゅうがっこう）では、教科（きょうか）によって担当（たんとう）の先生（せんせい）が全部違（ぜんぶちが）います。よって、小学校（しょうがっこう）から中学校（ちゅうがっこう）への円滑（えんかつ）な接続（せつぞく）が図（はか）れること。

３つ目（め）に、複数（ふくすう）の教師（きょうし）がクラスの子（こ）どもたちを担当（たんとう）することにより、多面的（ためんてき）な子（こ）ども理解（りかい）につながり、子（こ）どもたちの心（こころ）の安定（あんてい）につながること。

以上（いじょう）のような効果（こうか）が期待（きたい）できます。

６年生（ねんせい）の１限目（げんめ）をのぞいてみました。

今年（ことし）は、１組（くみ）の担任（たんにん）の先生（せんせい）は、国語（こくご）、２組（くみ）の担任（たんにん）の先生（せんせい）は、算数（さんすう）、３組（くみ）の担任（たんにん）の先生（せんせい）は、社会（しゃかい）、専科（せんか）の先生（せんせい）は、理科（りか）、音楽（おんがく）、家庭（かてい）、図工（ずこう）、書写（しょしゃ）を担当（たんとう）し、その他（た）は学級担任（がっきゅうたんにん）が受（う）け持（も）ちます。